![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/08/DSC_2898-320x180.jpg)
お客様からお預かりしたリング。
ギリシャ旅行に行かれた際、
エーゲ海に浮かぶ美しい島で購入された思い出の品。
ローレルの葉をモチーフにした美しいデザインですね。
そんなお気に入りのリング、
ある日異変に気が付かれたそうです。 リングに亀裂が入ってる・・・。
いつ亀裂が拡大して折れてしまっても
おかしく無い状態です。
この亀裂はキャスト(鋳造)不良によるもので
明らかに製造元の管理不足が原因です。
とは言うものの、
修理だけの為にギリシャに行く訳にもいかず。
そこで日本国内で修理となるのですが
他店で購入されたジュエリー、
それも海外製となると受け入れるお店が少ないんです。
理由はここには書きませんが
受け入れる側に大きなリスクが生じるんです。
ですから「海外製」と聞いただけで
断られてしまうケースが多いのだと思います。
私達は出来る限り困っていらっしゃるお客様の
お役に立てればと思っております。
今回はリング内側に「585」という刻印が入っていました。
「585」は日本国内の表記だと「K14」に相当します。
この刻印が存在していなければ
今回の修理はお受け出来なかったでしょう。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/08/IMG_5446-320x213.jpg)
修理完了。
亀裂が入った部分は断面がギザギザになっているので
そのままロー付け(溶接)を行っても
強度が不足してしまいます。
なので、一度糸ノコで亀裂に切断し
断面を綺麗に整えてからロー付けを行います。
私達には「見た目だけ形が戻れば良い」という
考え方は一切ありません。
「お預かりした時よりも良い状態でお返ししたい。」
そういった気持ちで
リフォームと修理をお受けしております。
たかが修理、されど修理。
修理にもクオリティの差があります。
クオリティの高い修理は激安ではありません。
超短納期でもありません。
しかし
「きちんと修理してほしい!」
というお客様の声にお応えするべく
丁寧な作業を心掛けております。
ジュエリーの事でお困りでしたら吉祥寺にお越し下さい。
出来る限りお力になれる様、努力致します。
![](https://emu-jewelry.jp/wp-content/uploads/2017/08/IMG_5447-320x213.jpg)
本日はお忙しいところお越し下さいまして
誠にありがとうございました。
メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。
またお会い出来るのを楽しみにしております。
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吉祥寺 ジュエリー修理&リフォーム「 design studio Emu 」
東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-20-7 プレジオ吉祥寺202
TEL:050-3696-2666
お問い合わせ、ご来店お待ちしております。
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