カットグレードがエクセレントではない理由。

本日のジュエリー。



ダイヤモンドのルース(裸石)が入荷しました。

 

1.003cts

D

VVS1

Very Good

 

1カラットオーバー。

カラーレスの証であるD。

クラリティはVVS1でインクルージョン(内包物)をルーペで確認するのも難しいほどクリア。

ここまで完璧だとカットグレードはエクセレントが当たり前に思えるかもしれませんが

これはベリーグッドです。

唯一、人間の手によって左右されるカットグレードですから

エクセレントにするのは難しくなかったでしょう。

しかし、この石はあえてエクセレントには研磨せず

ベリーグッドで抑えているのです。

なぜでしょうか?

それはエクセレントに研磨してしまうと

石目が1カラット切ってしまうからなんです。

やや、テーブルが大きいのでリカット(再研磨)で補正すればエクセレントにはなりますが

その分ダイヤモンドの重量が削られて1カラット切ってしまうのです。

カッター(研磨職人)は1カラットである事の価値を優先して

あえてエクセレントにせずベリーグッドで仕上げたのです。

もちろん、別途費用は掛かってしまいますが

リカット(再研磨)してエクセレントに仕上げる事は可能です。

1カラットのまま楽しまれるか

最高峰のカットを施して楽しまれるかあなた次第です。

どちらが良いのかというお話ではなく

価値観によるところが大きいのだと思います。

 

※1.003カラットのダイヤモンドルース(裸石)は売約済みとなっております。ご成約ありがとうございました。
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