いつかお嬢さまに受け継ぐ事ができるシンプルなデザインのペンダント。

本日のジュエリー。

お客さまからお預かりしたダイヤモンドのルース(裸石)です。

「父がインドに単身赴任した時にお土産として買ってくれたものなのですが、どうしたら良いのかわからず、ずっとしまいこんでたんです。」

と、ご相談下さいました。

たしかに、どこで相談したら良いかわからないですし

持ち込みルース(裸石)の加工を受け付けているショップが多くはない様です。

まずは専用のテスターで検査。

その後、ルーペを用いて加工に耐えられる宝石かどうかをチェック。

今回お預かりした宝石はインクルージョン(内包物)は確認できましたが

加工するにあたり問題になる様なクラックは確認できませんでした。

ここでようやくデザインのご相談に入らせて頂きます。

なぜ私達がここまで慎重になるのか。

それは、お預かりした大切な宝石を安全に加工する為なのです。

デザインのご相談後は、しっかりとお見積もり。

当たり前ですが、私達はお客さまにご納得頂くまでは加工に入りません。

お客さまからのオーダーは

いつかお嬢さまに受け継ぐ事ができるシンプルなデザインのペンダントでした。

フロートセッティングはダイヤモンドのガードル部分を挟む工法。

ただ単に挟むだけではなく特許を取得した独自製法で安心感をプラス。

側面からもたくさん光を採り入れる事ができるフロートセッティングは

同じ爪が無いセッティングのフクリン留めよりも

ダイヤモンドを明るく美しく輝かせる効果があります。

シンプルなデザインを実現させる事ができるフロートセッティングは

どんなファッションにも

どんなシチュエーションにもフィットする使いやすさがあります。

大活躍する事間違いなしです。