OGABLO-1969 | Emu Jewelry

先日もご紹介させて頂いた

西荻窪にある1970年創業の老舗珈琲豆専門店「アロマ珈琲」さん。

西荻窪『アロマ珈琲』アロマブレンド

店名を冠したブレンドは癖がなく

とても飲みやすく美味しい。

そのバランスの良さは「さすが老舗」と言えるもので

長年に渡り愛されている事が容易に想像が出来る珈琲でした。

そんな「アロマ珈琲」さんのモカ。

正式名称はモカ・シダモ。

大好きなモカを「アロマ珈琲」さんが手掛けると

どんな味になるのか興味津々でした。

そもそもモカ・シダモはエチオピアの2000メートル以上の高地で栽培された豆で

甘い香りと滑らかな酸味が特徴とされる珈琲です。

やや深煎りに仕上げられた「アロマ珈琲」さんのモカ・シダモは

甘い香りはそのままに

穏やかな酸味と苦味がバランスよく調和され飲みやすい。

水出し珈琲にしても美味しそうですね。

モカはほとんど品種改良が行われておらず

500年前の味が引き継がれ

世界最古の珈琲と言われているところも感慨深いものがあります。

他にもモカにはモカ・マタリと呼ばれるメジャーな豆が存在します。

イエメンのバニーマタル地区で栽培された豆を指していましたが

現在はバニーマタル地区以外のモカをモカ・マタリと呼び

逆にバニーマタル地区のモカをゴールデン・マタリと呼び

特別な豆として王室御用達になっている様です。

このゴールデン・マタリはほとんど市場に出回る事が無いらしく

日本で出逢う事は非常に稀なんだそうです。

見掛けたら迷わず購入すべき豆と言っても過言ではなさそうですね。