英国でミニの新車が再生産!?

いや、正確に言うのならば

「クラシックミニ」の新車が

再生産されるという事になるでしょう。

ネット上で噂になっていたのは知っていましたが

classic mini magazineの表紙を見て改めて驚きました。



生産・販売が終了してから18年。

まさか本当に

こんな日がやってくるとは思いませんでした。



ちょっと前に、娘が通う美大の課題で

クラシックミニの専門誌(MINI freak:休刊中)を元に

コンセプトショップを作っていました。



良質なクラシックミニの中古車をベースに

店内にところ狭しと並べられたパーツをチョイス。

カフェも併設しているので

美味しいコーヒーを飲みながら、

そして作業ピットを眺めながら相談が出来るという

クラシックミニファンにとっては夢の様な空間。



こんなショップが出来たら再びクラシックミニは

日本で大ブームを巻き起こすでしょう。

もちろん、メンテナンスがしっかり出来る

優秀なメカニックさんは必須ですが。

再生産されるクラシックミニは

中古車がベースではありませんが

娘が思い描いていたコンセプトショップが生み出す

クラシックミニと近い部分があったかもしれません。

photo by david brown automotive


さて、本題に戻ります。

再生産が開始されるミニ・リマスタード。

実業家のデビッド・ブラウン氏率いる

デビッド・ブラウン・オートモーティブにて

製造・販売されます。

BMH(ブリティッシュ・モーター・ヘリテイジ)が供給する

ホワイトボディのA&Cピラーのモールを取り外し

スムーズな外観を作り

現代的なルックスを手に入れています。

またバルクヘッド周辺も入念に仕上げられていて

ただ単にホワイトボディから作っただけのミニではない事が

伺い知れます。

photo by david brown automotive


エクステリアはライト・ウィンカー・グリル・ミラー・

オーバーフェンダー・テールランプ・

ライセンスランプカバー・ガスキャップ等々の

専用装備品が多数見受けられます。

私の目には「正常進化」と見えて好印象。

パワーユニットは1275ccのA型。

エンジンブロックはリビルト品を使用する様ですが

新品以上に仕上げられているのは明らか。

photo by david brown automotive


インテリアに目を向けると

従来のクラシックミニでは考えられなかった様な

上質な空間が広がっています。

パワーウィンドウやプッシュ式のスタートボタンは

2018年製造のクルマとしては当たり前かもしれませんが(笑)

それらの装備品以上に贅沢な素材を使って

仕上げられている事に驚きます。

エクステリア同様に「正常進化」していると感じました。

クラシックミニはmk.Ⅰ、mk.Ⅱ、mk.Ⅲを目指して

先祖帰りするのがセオリーとなっていますが

リマスタードの様に進化していくのも

正しい姿なのではないでしょうか。

もちろん、ご先祖様に敬意を表しつつ。

photo by david brown automotive


さて、そんなリマスタード。

既に受注が始まっている様です。

お値段はなんと約1080万円から!

様々なカスタマイズに対応してくれるとか。

きっとお値段以上の価値観を

私達に提供してくれるのでしょう。

って、凄いお値段ですね。(笑)

まぁ、元々は貴族が敷地内を移動する為に

開発されたクルマですから

本来のターゲット層に向けられたとも言えますが。



とにかく、クラシックミニファンに

様々な刺激を与えてくれるであろうリマスタード。

「正常進化」を目指していた我が家の97ミニにも

多大なる影響を与えてくれるのは間違いなし!

と思っていた矢先、

先祖帰りをせざるを得ない状況に

追い込まれてしまいました。

まぁ、この辺のお話は気が向いたらそのうちに

書くかもしれません。

(いや、書かないかもしれません  笑)

photo by david brown automotive


我が家の97ミニはともかく(笑)

強烈に気になるクルマが登場したという事は

間違いありません。

クラシックミニが気になっていたけど

「安心して乗れる新車が欲しい。」

そう思っていた方にはチャンスかもしれませんね。

 

 

 

 
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