受け継がれたダイヤモンドリングが生まれ変わりました。

本日のジュエリー。



お客様からお預かりした2本のダイヤモンドリング。



おばあさまから譲り受けたもので

身に着けたいと思ってはいるのだそうですが

デザインが古く現代のファッションとは合わせにくく

宝石箱の中で眠っていたそうです。

そこでリメイク(リフォーム)となったのですが

ラウンド(丸い)ダイヤモンドはともかく

小さなスクエア(四角)ダイヤモンドは

既存の枠では使う事が出来ず難易度は高め。

そこでデザイン画から起こす

フルオーダーをご提案させて頂きました。

もちろん既存の空枠を使用するよりも費用はかかりますが

ご希望に近い形にする事が可能で

満足度は非常に高くなる事は間違いありません。



完成です。

使いやすさを考慮しエタニティリングとしました。

しかし、ただ単にダイヤモンドを並べた訳ではありません。

スクエアダイヤモンドは角度を付けセット。

エタニティリングの使いやすさを維持したまま

動きがある美しさもあわせ持ったデザインとなりました。

そして、ポイントはデザインだけではありません。

そのデザインを忠実に再現するクラフトマンの力。

小さなダイヤモンドをフクリン留めしています。

フクリン留めはダイヤモンドの周囲を囲む事で

留めていますが

地金をたくさん使って留めてしまうと

ダイヤモンドが必要以上に小さく見えてしまいます。

とは言うものの、地金が薄すぎると

ダイヤモンドが脱落してしまう可能性があります。

フクリン留めは地金を厚すぎず薄すぎず

ちょうど良いところに作れるかがポイントです。

同じ様なデザインに作る事は出来るかもしれませんが

この雰囲気に仕上げる事は

誰もが出来る仕事ではありません。

ジュエリーは小さなもの。

だからこそ、コンマ数ミリ違っただけでも

似て非なるものになってしまいます。

そこを私達は毎日こだわって仕事をさせて頂いています。

もちろん、私達がこだわっている着け心地も。

着け心地が良くないジュエリーは

身に着けたいと思わないですよね?

せっかくリメイクして頂いたのに

再び宝石箱の中で眠るなんて事にならない様に

しっかりと着け心地にも気を配りお作りしています。

おばあさまから受け継がれたリングを

現代のファッションに対応させたデザインに。

毎日でも使いたくなるリングに生まれ変わりました。



先日はお忙しいところお越し下さいまして

誠にありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。

またお会い出来るのを楽しみにしております。

 
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