「K18」という金性刻印と「18K」という金性刻印って、何が違うんですか?

本日はジュエリーに打刻してある金性刻印について。

例えばリング。

腕部分の内側に打刻されている事が多いですね。

プラチナならPt1000やPt900。

ゴールドならばK24やK18。

純度がどれ程なのか一目瞭然なのです。

しかし、海外で作られたジュエリーは

表記が異なる場合があります。

例えば18金(K18)ならば

750と刻印されている場合があります。

これは750/1000という事であり

75%がゴールドで、

残り25%が違う金属の合金である事を示しています。

ではこちらは?



18Kと打刻されています。

一見するとK18と同じ様に思えますが・・・。

このリングの場合、18金ではなく12金でした。

これは間違えたというレベルではありません。

私達の経験上、極々稀に18金がある程度。

中には更に純度が低い9金もありましたし

シルバーに金メッキなんていう個体も存在しました。

こういった金性刻印が打刻されているジュエリーを

スクラップとして地金下取りに出す場合、

注意が必要となります。

私達は18Kの様に純度を示す数字の後に

アルファベットが表記されている個体は

専門の分析機関に判断をお願いしています。

そうする事で時間はかかりますが

正解な判断が可能となるのです。

他の金性についても

専門の分析機関に判断をお願いしていますので

時間はかかりますが

アルファベットが後に表記されている地金は

更に時間がかかりますので、予めご了承下さいませ。

 
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