白蝶真珠リングをペンダントにリメイク

本日のジュエリー。



お客様からお預かりした白蝶真珠のリングです。

取り巻きではありませんが、テーパーダイヤがあしらわれていて

とても優雅な雰囲気を醸し出しています。



しかし、白蝶真珠のサイズが15ｍｍオーバーと大きいんです。

白蝶真珠の大きさが際立ってしまうデザインなので

身に着ける機会が少なかったとか・・・。

なのでペンダントにリメイクする事になりました。

ペンダントならばデザインは現状のままでも良さそうですよね。

とは言うものの、

「リングの腕を切って、はい出来上がり！」

なんて簡単には出来そうにありません。

腕を切った後の処理が大変そうなのと

白蝶真珠のサイズが大きいうえ、

前面に突き出したデザインなので重量バランスが良くないんです。

このままリングの腕を切っただけでは

確実にペンダントヘッドがお辞儀してしまいます。



そんな問題を解決して出来上がったのがこちら。

生まれた時からペンダントだった様な佇まい。

全然お辞儀なんてしません。

パーフェクトな仕上がり。

心配していた裏側の処理も完璧でした。

どの様に処理したかは秘密です。

すぐに真似する人達がいますからね。（笑）



チェーンはマグネットチョーカーを選ばれました。

これはクラスプ（留め金具）が必要ないチョーカーで

一度使ったらその便利さから

通常のクラスプ付きのチョーカーには戻れなくなってしまうほど。

お好みの場所で固定できるので春夏は短めにしてドッグネック風に。

秋冬はセーターの上からロングネックレスとしてお使い頂けます。

お洋服の種類によって長さを微調整できるのは本当に便利です。

 

宝石箱の中で眠っていた白蝶真珠リングが生まれ変わりました。

加工としては小変更の部類に入りますが

その印象は大きく変わりました。

これからは一緒にお出掛けする機会が増えそうですね！

 

本日はお忙しいところありがとうございました。

メンテナンス等、お気軽にお申し付け下さい。