記憶が薄れてきたので消えてしまう前に書きます。
秋葉原に東京都中央卸売り市場が存在していた頃からの老舗。
1979年創業だそうです。
秋葉原は電化製品を買いに立ち寄る街なので
『サンボ』さんの存在は以前から知っていました。
秋葉原系の派手な看板の中で一際目立つ黄色いシンプルな看板。
牛丼専門!
チェーン店の雰囲気とは明らかに違い
専門店ならではのピリピリした空気が店頭にまで伝わってきます。
なので、私も今までお邪魔した事がありませんでした。
でもね、美味しいらしいんですよ。
そんな事を聞いたら行かずにはいられません。
牛丼専門を謳っているだけあって、メニューは牛丼と牛皿のみ。
潔いです。
それだけ自信があるという事でしょう。
食券を渡し1分ほどで目の前に現れた牛丼。
パッと見で気が付いたのは脂身が非常に少ないという事。
これ、かなりポイント高いですね。
顔を近づけるとほのかに感じる甘みと醤油の香り。
そして豪快に牛丼を口に放り込む。
よく煮込まれているのが分かります。
でも、しっかりした噛み応えでお肉が崩れる感じではありません。
で、噛めば噛むほど味が出る。
美味い!
私の行動範囲内では築地場外の牛丼がダントツ1位でしたが
『サンボ』さんの牛丼も同率1位って感じです。
どちらも美味しいので甲乙つけがたい。
たかが牛丼。
されど牛丼。
奥が深い食べ物ですね。